見て歩く日本の城と史跡ー愛知県安城市(3)

三河一向一揆のとき徳川家康と戦った雲龍山本證寺(野寺町26)

三河一向一揆のとき、徳川家康に敵対し、苦しめた三河三か寺の一つが、安城にある本證寺です。
三河三ヵ寺とは、佐々木の上宮寺、針崎の勝鬘寺、そして本證寺です。

本證寺は、寺でありながら外堀、内堀のある攻めるに難しい寺です。
現在は、外堀は埋められていますが、内堀はしっかり残っていて、史跡として楽しめます。

指定文化財の指定を受けている建造物が5棟あるのですが、その内『裏門』を見損なってしまいました。
また、土塁が残っていたのに、土砂降りの雨に負けて、これも見損なってしまいました。
それで、現地でいただいたパンフレットからこのページへ転載させていただきました。
土塁の高さなど、とても勉強になりました。               (19/05/14 訪問)

(現地案内板より)

現在は外堀は埋まっています。 裏門(現地でいただいたパンフレットより)

かつての外堀(北側)


本堂 鐘楼

経蔵

庫裡
境内から見る鼓楼

内堀の外から見る鼓楼


現存する堀と土塁 復元外堀断面を見上げる
(現地でいただいたパンフレットより)

(バス停にあった案内板より)

『桜井戸』が地名の由来になった桜井城址(桜井町城阿原)

『桜井』は、『桜井戸』からきた地名だったのですね。
帰宅してからそのことを知り、『桜井戸』を見てこなかったのを残念に思いました。
しかし、『桜井戸』は一般の庭にあり公開されていないので、
名鉄西尾線桜井駅の近くにレプリカが作ってあるとも知りました。

桜井城は、今は城山公園となっており、史跡を楽しむには至りませんでしたが、
日本赤十字を立ち上げた桜井忠興の先祖が築いた城だと思い、
しばし感慨に浸りました。             (19/05/14 訪問) 

(現地案内板より)

(現地でいただいたパンフレットより)


小高くなっています。

桜井城城主5代の墓標

桜井靖霊神社ーここも桜井城の郭だったのでは?



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