見て歩く日本の城と史跡ー愛知県犬山市(2)

小牧・長久手の戦いで豊臣軍の本陣」だった楽田城(城山48)

 歴史の舞台を彩った楽田城ですが、史跡らしきものは小学校
建設の時に全て破壊されて、何も残っていません。それでも、
行ってみたくて、出かけたのですが、小学校の駐車場に
『秀吉本陣の地』の幟が9本はためいていて、なぜか空しい気
持ちになりました。

 楽田には、お城の門の旧跡が残っていて、お城の規模が推察
できます。
          (23/ 8/30 訪問)




小牧長久手の戦いがあった場所及び城があった場所

(現地案内板より)

史跡としては、残っているのはこれだけ!


楽田城の門の旧跡が残っているので、城の規模が推察できます。

楽田城裏門旧跡

楽田城北之門旧跡
楽田城南門之旧跡

楽田城の門が移築されているという常福寺(北大門30)

 小牧長久手の戦いが終結したときに楽田城は破壊されました。
ネット上に、楽田城の門が移築された場所があると見つけて、勇んで行ってみましたが、
お目当ての門は、材木が新しく、到底楽田城オリジナルではないようにみえました。
 それで考えてみたところ、きっとオリジナルの門は古くなったので、復元されたのだろう
という結論に達しました。案内板の何もなかったのですが、きっとそうだろうと思います。
                          (23/ 8/30 訪問)


正面

背面



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