見て歩く日本の城と史跡ー愛知県清州市

織田信長の居城だった清州城(朝日)

織田信長は元は那古屋城にいたのですが、清州織田信友を攻め滅ぼして清州城に入り、
尾張統一の拠点としました。歴史に名高い清州城ですが、今は何も残っていません。
かつての那古屋城と同じ場所に徳川家康が名古屋城を作ったときに、清州城は廃城となり、
清州城の建物や石垣を
分解して名古屋城に運ばれ、西北の隅櫓となりました。
慶長15年(1610)の名古屋城築城は、清州越しと呼ばれ町民もこぞって移転して行きました。。
今ある清州城は平成元年に、かって清州城があった場所も違うところに、再建されたものです。
平成8年の河川事業のおり、本丸南側と思われる石垣が発見されました。

現在、石垣が発見された場所とは違う場所(下記の地図の『現在地』)に石垣の模型が作ってあります。
                                           (14/ 3/20 訪問)

(現地案内板より 以下も同じです。)


復元された清州城は、フィギュアスケートの
織田信成さんが城主を務めたことが
あったそうです。
城の庭園には、熱田神社に信長が寄進した
信長塀が復元してありました。


発見された石垣を使い、
かつて清州城があった場所での復元だと
更に価値が高いのに!
と少し残念な気がします。
復元された清州城

野面積の石垣の模型


織田信長公を祀る神社 右大臣織田信長公古城跡の碑

五条川の景色



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