見て歩く日本の城と史跡ー北海道函館市(3)

土方歳三最期の地(若松町33)

土方歳三が命を落としたのは、五稜郭の中でだったと思い込んでいました。
ネット上に『土方歳三最期の地』というのを見つけて、行ってみました。

そこにもあちこちで見る丸い案内板があって、新政府軍と旧幕府軍の激闘の様子が
詳しく書いてありました。それを読んで『土方歳三最期の地』は、諸説あるとも読んで
いたのですが、ここ『若宮町33』だと納得がいきました。


箱館戦争の史跡を回るうち、同じ画像がアチコチで使われていましたので、
この頁では、それも使ってあります。
        (21/ 7/26 訪問)  



Wikipediaより



函館戦争図



最終的に旧幕府軍が使った津軽(千代ヶ岡)陣屋跡(千代台町22 )

千代ヶ岡陣屋は津軽藩の陣屋だと思っていました。
箱館戦争の時、「旧幕府軍が千代ヶ岡陣屋に籠った」と読んで、
津軽藩も旧幕府軍に加わっていたのだと思いました。

でも、案内板などをよく読むと、「箱館戦争時千代ヶ岡陣屋は空家になっていて
旧幕府軍が使っていた」のだと分かり、納得しました。

後で、いろいろなネット上の文献を読みしました。
旧幕府軍が官軍に敗け続け、最後に残ったのが、五稜郭、弁天島台場、千代ヶ岡陣屋でした。
湯の川を守っていた渋沢成一郎(喜作)の小彰義隊は、千代ヶ岡陣屋を守るべく駆けつけたけれど、
官軍側の総攻撃に遭い、湯の川に戻り、五稜郭が開城しても、約1ヶ月隠れた後、降伏したそうです。
                          (21/ 7/26 訪問)

(現地案内板より)




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