見て歩く日本の城と史跡ー北海道茅部郡

榎本武揚軍鷲ノ木上陸地(森町字鷲ノ木町161)

国道5号線を函館方向に走行中『榎本軍鷲ノ木上陸地』
の案内板を見付け、海岸沿いの道を引き返しました。
見当をつけたあたりに、まさに上陸地が見つかりました。
とてもラッキーでした。

猛暑の中海は美しく、雄大な駒ケ岳が見えました。
榎本軍が、この地に上陸したとき、30cmの降雪が
あったとのこと。
さぞ寒く辛かっただろうなぁ、と偲ばれます。

鷲ノ木から函館までは一直線。
函館近くの七飯町で旧幕府軍にとっては心ならずも
箱館戦争の火ぶたが切られたということだったのですね。
                  (21/ 7/21 訪問)

(現地案内板より 以下も同じです。


駒ケ岳が見えます

積雪のこの地に上陸す

外国船に対する警備のため築かれた東蝦夷南部藩砂原陣屋跡(森町砂原3)

東蝦夷南部藩砂原陣屋跡は、遺構が残っていないというか
発掘がなされていないようで残っているのは周囲の土塁のみでした。
森町は東西に細長く、砂原陣屋跡は、
榎本武揚鷲ノ木上陸地から東へだいたい20kmにあります。
鷲ノ木に上陸した土方歳三隊は雪の中、砂原陣屋至ったとき,
陣屋内の家屋は破壊され、南部藩は撤退していたようです。
(ここの経緯がはっきりしませんので、今後に残します。)
                         (21/ 7/21 訪問)


(現地案内板より)


『史跡 砂原南部藩屯所跡』

陣屋の中を通り抜けている車道


北側の土塁と北東の角

北側出口・海が見えます。



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