見て歩く日本の城と史跡ー北海道室蘭市

外国船に対する警備のため築かれた東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡(陣屋町2−5−1号〜6号)

実は、この陣屋のことを知らなかったのですが、
たまたま室蘭市内を車で走行中に案内板により知りました。
余り時間がなくて、でもしっかり残っている遺構に感動しながら見て回りました。
陣屋の北に火薬庫があったのに見なかったことが残念です。
崎守町にあるというポロシレト台場・勤番所跡もみないで帰り、今も悔やまれます。

そこで現地からパンフレットをお送りいただきました。
見ると、興味を惹かれる画像があったので、アップロードさせていただきました。
                               (21/ 7/21 訪問)

 ムロラン(室蘭)は、もともとアイヌ語に源を発する地名で、「モロラン」と呼ばれていた。
その原名は「モルラン」であり、語源は「モ・ル二ラニ」とされる。つまり、アイヌ語耳音解釈から、モは
「小さな」「子」、ルは路、江は「そこを」、ランは「下る」○○○で、転じて「小さな下り路」の意味である。
                     『ムロラン(室蘭)地名発祥の地』の案内板より

(現地案内板より 以下も同じです。)




(現地からいただいたパンフレットより 以下も同様です。)



表門にある石碑1

表門にある石碑2
表門に向かって左の堀には水があります。 掘に咲く水連

表門外から内部を見る。

表門の内部から外側を見る。

内陣の様子。奥に裏門が見えます。

内陣の様子。

内陣の西側 面取りされている北西角

内陣の裏側から裏門を見る。

裏門の外から内陣を見る。

裏門に向かって左側の堀跡
北東角の土塁と堀跡

左に裏門。右に北東角の土塁。

『史跡 東蝦夷南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡火薬庫跡』






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