| 上矢部の板碑 |
| この板碑は乾元(けんげん)12年(1303年)に建てられたものです。板碑とは主に中世に作られたもので、 |
| 死者の供養のためにつくる石の卒塔婆(そとば)のことです。表面には梵字(ぼんじ)や仏像が刻まれ、銘文が |
| 記してあるのが普通です。この板碑には、阿弥陀如来(あみだにょらい)の像と蓮花の花瓶が刻まれ、「乾元 |
| 二年八月日」と記してあります。 |
| この板碑の由来については、鎌倉時代にこの地に館をかまえていた矢部義兼(やべよしかね)の供養碑で |
| あるといわれています。義兼は横山党の一員ですが、建暦3年(1213年)の「和田合戦」に参加して戦死して |
| います。これはその追善供養のために、後年遺族などによって建てられたものといわれています。 |
| 相模原市 相模原観光協会 |