見て歩く日本の城と史跡ー新潟県上越市(3)

むかしの「市の橋」とお馬出し公園(大手町2-7-5)

『馬出し』というと、武田信玄の城に見られる三日月堀と土塁に囲まれたものを
思いますが、それ以外では、初めて見たように思います。
お馬出し公園が、一段低くなってるのを見て、最初不思議に思ったのですが、
公園になっているところはかつての堀だったところであり、見学のため駐車したパーキングの
一部が、『馬出し』であったと、3枚の地図を、上が北になるようそろえて、よく見くらべて分かりました。
『市の橋』がかつての位置よりずれた理由も絵地図を見てわかりました。   (20/ 9/17 訪問)


(現地案内板より 以下も同じです。) 左上の橋が現在の市の橋


プールがあるお馬出し公園

『お馬出し公園』が掘であった名残。低くなっています。


青田川東岸に残る土塁


藩祖榊原康政を祀る榊神社(大手町4-12)

徳川四天王の一人榊原康政が藩祖であった榊原藩は、
移封を繰り返して、上越の高田藩で幕末を迎えました。
榊神社は、藩祖康政を祀るために明治になってから
建立された神社であると、書籍で学んで、
康政ファンの私としては、ぜひ!と思い
やっと念願が叶いました。


案内板により、康政公以外の藩主についても学ぶことが
でき、良かったと思いました。    (20/ 9/17 訪問)

(現地案内板から『藩祖・康政公』の部分だけ取り出しました。)


突きあたって右に曲がると本殿があります。

高田城大手門礎

高田城大手門礎の碑





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