見て歩く日本の城と史跡ー新潟県南魚沼市(雲洞庵)

上杉景勝と直江兼続が学んだ雲洞庵(雲洞660)

NHKの大河ドラマ『天地人』は、雲洞庵で始まりました。もう10年程経っていますが、
加藤清史郎くんの「わしはこんなとこ来とうはなかった。」 のセリフが可愛くて今もよく覚えています。
地元の人に伺ったのですが、放映された年1年間で南魚沼市を訪れた人が43万人にも達したそうです。

ドラマ
の中の雲洞庵は、長い石段が記憶に残っていますが、実際の雲洞庵には石段がありません。
山梨県北杜市の撮影協力があったと出ていたので、多分北杜市のお寺を使ったのでしょう。
でもあの長い石段は塩山の裂石山雲峰寺以外、思い当たるものがありません。

以前与板にも行ったのですが、余り観光客の姿はありませんでした。でも雲洞庵には、かなりの観光客が
今もあって、心安らぐ静かな佇まいの雲洞庵の魅力に深く感動しました。

雲洞庵を訪問した翌日上田の庄にある樺沢城にも行きました。
雲洞庵から上田の庄まで10kmはあるように思えました。
ドラマはドラマですが、久しぶりに色々思い出して、雲洞庵を楽しみました。

雲洞庵の境内の見取図は、この頁の最後にあります。        (18/10/15 訪問)

 
上杉景勝公と直江兼続公について
(現地でいただいたパンフレットより 以下も同じです。)

(現地案内板より 以下も同じです。)


黒門正面

黒門背面
 
 
 
 赤門
室町時代、永享年間に勅許を得て官寺として十万石の赤門として建立され、後江戸時代宝永4年
再建され今日に至っている。昔は皇室・大名などの来訪の時と1年に1日開けるのみであった。
通常は隣の鬼門を通った。両脇の仁王尊は江戸時代天保年間の作である。

 
赤門正面

   赤門背面
 
『金城禅林』とあります。

  門扉は『赤』がよく残っています。

 
 
 
 
 
 

 
 
本堂の前にある大香炉

 
大香炉を反対方向から見ました。

 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
本堂近くの池   本堂から座禅堂に向かう途中に見る大池

 
方向を変えて見る座禅堂と観音堂の廊下

 
座禅堂入口

  座禅堂内部
 
客 殿

 
 庫 裡

   庫 裡
 
  長生きの水




越後お発ち飯

南魚沼市内の291号線を走っていると、古民家レストランが見えたので入ってみました。
そこは『こめ太郎』というお店で、越後の食材を使ったメニューが並んでいて、
中でも私が関心を持ったのは、『越後お発ち飯』でした。
もちろん、謙信時代の料理を再現したものでなく、こめ太郎さんの創作料理です。
でも、少しロマンチックな気分になれたので、ここにアップロードしておきます。
値段がいくらだったか忘れてしまいましたが、手頃な値段でした。美味しかったです。

                         (18/10/15 訪問)    





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