見て歩く日本の城と史跡ー沖縄県浦添市(2)

琉球国初期に栄えた英祖王代々の居城と伝わる伊祖城跡(伊祖3-47-11)

 城の史跡で残っているのは、丘陵の北側にある石済みが主たるもの
のようですが、現地にあった案内板で、色々なことが分かりました。
 また、沖縄の宗教と本土の神道ではかなり異なるのだろう、と思って
いたので、伊祖城内に神社があるのは不思議に思ったのですが、伊祖
神社は昭和初期に造られたものだと読んで、納得がいきました。
 現地案内板の内容を使わせていただいて、この頁を作りました。
                   
(25/ 2/26 訪問)














伊祖について学ぼう!
(現地案内板より)




おもろの碑
 伊祖城は、琉球の歌謡集『おもろそうし』に「いしぐすく(石城)」・「かなぐすく(金城)」とその堅牢をうたわれた、
英祖王統(西暦1260~1349年)5代の居城です。その王統初代の英祖王は「ゑぞのてだ(英祖の太陽)」とも
讃えられ、舜天王統3代の義本王のあとを襲って1260年に即位、在位40年に及んだと伝えられています。
 この碑文のおもろは、「ゑぞのいくさもい(英祖王の童名)」が、夏も冬もわかたず、毎月のように酒盛りをするほど、
豊かな世を実現した、と賛美したものです。

おもろの碑 対訳





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