見て歩く日本の城と史跡ー滋賀県彦根市(4)


井伊の赤備えと関ヶ原合戦屏風・彦根城博物館(金亀町1−1)

かつての彦根城表御殿奥向きが復元され、それが彦根城博物館となりました。
復元された建物が楽しめますが、何といっても展示の目玉は、『井伊の赤備え』の鎧・兜です。
メインとなっている赤備えは、歴代藩主が着用したものではなく、新しく作ったものではないかと思いました。
ただ、10代藩主井伊直幸(直弼の祖父)着用の鎧・兜があったので、嬉しかったです。
関ヶ原合戦屏風も見応えがありますが、移築されていた能舞台が戻ってきているのも圧巻です。
No Flash で写真撮影OKには、感謝です。               (19/ 9/16 訪問)







(現地でいただいたパンフレットより)


移築されていた能舞台が戻っています。




玄宮園と井伊直弼が誕生した楽々園(金亀町3−40 )

井伊直弼が誕生した槻御殿は、今は楽々園と呼ばれています。
当時の建物が現存しているのは、素晴らしいことですが、現地の案内板によると
現存しているのは、当時の建物の全体から見ると、ざっと15/1というところでしょうか。
それにしてもこれだけ広大な下屋敷がもてるとは、井伊家は裕福だったのですね。

彦根城は、天守閣のみならず、当時の屋敷(隠居所)や庭園が残っているのが
特に素晴らしいと、再認識しました。
         (19/ 9/16 訪問)


楽々園入口

楽々園入口を振り返る。



古写真

槻御殿玄関


茶座敷(地震の間)



何の建物だったか?





稲作を行っています。



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