見て歩く日本の城と史跡ー島根県隠岐郡中ノ島・海士町(1)

後鳥羽上皇御火葬塚(海士)

中ノ島の地図

車道から向かうと参道の右側に『網掛けの松』の切株があります。
切株を右に見て参道を進むと、左側に『後鳥羽上皇火葬塚』があります。
火葬塚は遠くから見るだけで様子が分からないので、鳥瞰図で推測します。
                    (24/ 9/30 訪問)


(現地案内板より 以下も同様です。)

現在の綱かけの松






後鳥羽上皇行在所跡(海士)

火葬塚の北に後鳥羽上皇の行在所があります。
確認しなかったのですが、井戸も残る立派な行在所跡です。
ここで和歌に勤しみ、鍛刀をなさっていたのですね。
配流の9年前に作ったという百人一首の歌にも、思い通りにならない
上皇の思いが伝わります。
           (24/ 9/30 訪問)






後鳥羽上皇を御祭神とする隠岐神社(海士1784)

後鳥羽上皇の行在所跡近くに後鳥羽上皇を御祭神とする隠岐神社が、造営されています。
北条義時に敗れたものの、後鳥羽上皇は、なかなかの人物だったのだと、この地を訪れて
実感しました。上皇の無念さを鎮めているように思われました。  (24/ 9/30 訪問)

(岐家宝物館入館チケットより 以下も同様です。)





後鳥羽上皇隠岐山陵(海士)

中ノ島の地図や観光案内に、『後鳥羽上皇隠岐山陵』は出ていないので、
不思議に思えます。この御陵のある空地は、源福寺跡の一部なのか、それ
も分からず終いです。             (24/ 9/30 訪問)


流転の梵鐘(海士)

後鳥羽上皇の追善供養のために寄進された梵鐘が『故あって』いまだ帰ってこない、
とありますが、その『故あって』の『故』を知りたいです。 (24/ 9/30 訪問)





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