見て歩く日本の城と史跡ー島根県隠岐郡西ノ島・西ノ島町(3)

後醍醐天皇の西ノ島脱出ルート

西ノ島の地図

後醍醐天皇が、隠岐から脱出することができたのは、どのようにして?と大きな疑問でした。
西ノ島に滞在中、少し分かってきました。黒木御所は、見付島から厳重に監視されていたので
うみからの脱出は不可能だと思われます。現地でいただいたパンフレット等によると、黒木御所
から海に出ないで山越えし、美田にある『後醍醐天皇御腰掛の石』の地点まで行き、石に腰掛
けてしばし休息しました。その後小舟で赤崎鼻に行き、そこで待っていた伯州船で脱出したとの
こと。見張っていた隠岐判官は、どうなったのだろうか?と心配になりました。
                               (24/10/04 訪問)


(現地で頂いたパンフレットより 以下も同じです。)





黒木御所遠景

見付島 現在と違いフェリー発着のための埋め立ては当然ありませんでした。



ここまで、屈強な男におんぶされて来たそうです。


美田から赤崎まで小舟で来て、その後大型船に乗り換え脱出に成功したそうです。





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