見て歩く甲斐武田氏の史跡ー長野県駒ケ根市

武田氏に振り回された倉沢氏の寺・蔵澤寺(中沢中割4815 )

蔵澤寺は応永年間(1394)、倉沢但馬守重清公により開創し、百年を経て蔵澤寺と改称しました
。弘治2年(1555)倉沢石見守義忠公は、讒言によって武田信玄により高遠城において自刀させられ、
その後、武田氏のため、倉沢氏はこの地を退去させられ、寺門は衰廃してしまいましたが、
慶長4年(1599)復興されました。  (ウェブサイトの案内文より)

訪問した日は、一点の曇りもない青空で、シダレ桜が見事でした。

倉沢氏が自刃に追い込まれた讒言とはどのようなものだったか?などと考えながら、美しい桜を飽かず
眺めました。気温が高かったので、お寺を後にする頃には、桜が散り始めていました。

                                 (19/ 4/18 訪問)

仁王門が迎えてくれました。

仁王門の背面


三門の正面

美しいシダレ桜

三門の背面
少し見えにくいですが、風格のある本堂でした。




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