見て歩く甲斐武田氏の史跡ー長野県松本市(1−1−4)

松本城・総堀付近に残る史跡(4)

北総掘残存土塁 残存土塁の中では一番大きい。
地蔵尊出現霊水地 小笠原貞慶の関連の史跡
松本城北門馬出 かつての三日月堀に大井戸がある。
捨 堀 ほんの僅か土塁が残っている。
東側総掘写真集 松本城の東側に残る総堀
(19/ 5/11 訪問)

(現地でいただいたパンフレットより)

北総掘残存土塁と北馬場柳の井戸

残存土塁の中では一番大きい土塁です。
駐車場があって、その上木が生い茂っているので、土塁の様子は余りよく分かりませんでした・
駐車場の外れに「北馬場柳の井戸」があって、歴史を感じることができました。






 北馬場町の由来
松本城北側惣掘外騎馬修練が行われていた所から町名になる。
信府統記には「北馬場東西百五拾九間余北側家数拾二間南側
堀橋ナリ」とあり東入口に番所が在ったと記されている。

地蔵尊出現霊水地

『北馬場柳の井戸』付近を歩いているとき、見付けました。
場所の特定は、できていません。


地蔵尊出現霊水地

松本城北門馬出と北門大井戸

武田信玄の城の特長丸馬出が残っているというので期待したのですが、
現在の地形との関係が、イマイチ分かりません。

(現地案内板より 以下も同じです。)



この井戸は明治維新を迎え総掘が片端の堀を残して埋め立てられ、その跡に
新たに作られた突井戸である。それ以後、湧水が豊かであり松本城の北門の
も当たるので北門の大井戸と呼ばれ親しまれてきている。


かつてはここは堀で水がありました。

今も残る惣掘

松本城・捨堀

松本城捨堀は、今は姿を留めていませんが、
路地を入っていくと、それらしいものもありました。
Google Map を使わせていただいて、捨堀の痕跡を確認できました。




松本城・東側総掘写真集








西





深志橋



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