| 高梨氏館跡の建物と庭園跡 |
| 昭和62年から6ヶ月にわたって行った発掘調査により、館の東南隅部には庭園があり、その北側に計8棟の建物が建っていた |
| ことが明らかになりました。建物のうち5棟は礎石建物で、3棟は掘立柱建物です。礎石建物のうち第3号建物址は南側の庭園に |
| 臨んで建ち、館の主殿と考えられます。東面土塁に沿って建つ3棟の建物はすべて〇柱建物で、倉庫として建てられたものでしょ |
| う。建物と建物の間には石組溝がめぐり、石組の貯水桝などもみられます。 |
| 主殿南側の庭園は、土塁を背景として左奥に滝石組、右に多きな立石を配置し、その南面に中島を〇する石組の池が造られて |
| います。当初の池には水が落とされていましたが、ほどなく滝へ続く導水路は埋められ、枯山水へと改められたようです。 |
| 公園整備に伴って、建物跡は遺構を土で覆って保護し、その上に石や舗装材を用いて建物の規模を表現しました。また、庭園 |
| は後期の池に合わせて滝石組・護岸石などの露出・修復を行い、築山などの地形の復元を行いました。 |