見て歩く甲斐武田氏の史跡ー長野県下伊那郡(7)

武田信玄供養十三重之塔がある長岳寺(阿智村駒場)

武田信玄が亡くなったという伝承がある地は、幾つかありますが、
NHKの大河ドラマで、ここ長岳寺が紹介された記憶があります。
長く行ってみたいと思っていたのが、やっと実現しました。
長岳寺には多くの句碑、歌碑などがあり、有名人も多く訪問して
いるのだと分かりました。
十三重之塔は、想像していたものより小さかったのですが
やっと巡り合えた気がしました。
    (20/ 5/ 29 訪問)

(現地でいただいたパンフレットより 以下も同じです。)
(現地案内板より 以下も同じです。)


              左:信玄公の遺品 兜の前立て



本堂

本堂
山門


成就門、鐘楼とも見逃しました。



時間がなくて見られなかったので、次回はぜひ!!


駒場1119


 奈良時代、平安時代に存在した『あふちの関』(駒場)

『あふち』というどこかロマンチックな響きに引かれて行ってみました。
案内板だけだろうと思っていたのですが、『逆さうつぎ』の謂れなど
楽しめるものがありました。うつぎの花の盛りに行ってみたいものです。
                    
    (22/ 3/28 訪問)


観光案内所でいただいたパンフレットより 下も同じです。


(現地案内板より 以下も同じです。)

『さかさうつぎ』と書いてあります。

『あふちの関跡』
道路から中に入って

道路から見下ろす。
曾良 芭蕉
卯の花を 卯の花や
 かざしに関の  暗き柳の
  晴れ着かな   およびごし

夜泣き石

逆さうつぎ

うつぎの里
古代東山道、駒場の大品坂は、「卯の花坂」と呼ばれ、この付近の旧町名を
「卯の花町」と言い、初夏の頃には白いウツギ花を咲かせます。生垣の中には
西行法師の杖から芽吹いたといわれる「さかさうつぎ」にちなんで
  卯の花や暗き柳のおよびごし    芭蕉
  卯の花をかざしに関の晴れ着かな 曽良
の句碑があり、このあたりは卯の花(ウツギ)にゆかりのある場所です。

ウツギの葉  バラ目アジサイ科ウツギ属 ウツギの花(Wikipedia)


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