信玄の陣中食『ほうとう』/『ころ柿』 |
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甲州名物『ほうとう』は、信玄の陣中食だったそうです。
小麦粉さえ持っていけば、野菜などは現地調達。
調理が簡単で美味しくて、絶好の陣中食だったのでしょう。
かつてお米が十分でなかった時代、
甲州では、どこの家でも食べたとか。
『ほうとう』ってなんでしょう?
『味噌煮込みうどん』とどこが違うのでしょう?
左は、山梨県の有名店『小作』の肉の入っていない『かぼちゃほうとう』です。
麺が良く分かるように、野菜の陰から引き出して撮影しました。
大きく切ったかぼちゃ、ねぎ、人参、干し椎茸、ジャガイモ、里芋、
ワラビ、味がついた細切り牛蒡、白菜、絹さやが入っています。
なかなかのご馳走です。
信玄の陣中食は、水で溶いた小麦粉を汁に流し込む
すいとんに似たものだったそうです。 |
『ほうとう』と『味噌煮込みうどん』の違い
(1)麺の形が違う。『ほうとう』の麺は、名古屋の『きしめん』より幅が広く厚い。
(2)『うどん』は一度茹でてから使うが、『ほうとう』の麺は、茹でないで直接煮込む。
(3)『ほうとう』には野菜がたくさん入り、かぼちゃは外せない野菜である。
因みに、『ほうとう』の『とう』と『うどん』の『どん』は、同じ漢字、『飩』です。『小作』では、南瓜を『熟瓜』と書いていました。
塩山市のあたりでは、干し柿のことを『ころ柿』というそうです。
干し柿も信玄の貴重な陣中食だったと聞いたことがあります。
干し柿は、陣中食として次のような利点があります。ナルホド!
(1)栄養価が高い
(2)軽いので持ち運びに便利
(3)美味しい
(4)保存がきく |
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煮貝 |
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鮑を醤油で煮たものです。
昔、海のない甲州では、貝は珍しく美味しい食べ物でした。
駿河湾でとれた鮑を醤油漬けにして、馬の背に乗せて運んでくると、
甲府に着くころに、ちょうど良い味加減になっていたそうです。
甲陽軍艦に、「信玄公は、来客のもてなしに煮貝を賞用した。」
と書いてあると聞いて、一度買ってみました。
とても高価なので、一度の経験で十分だと思いました。 |
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信玄袋 |
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二段重ねの信玄弁当を入れるために
考案された『信玄袋』。これが元祖信玄袋です。
明治以降、
着物を着た男性用のハンドバッグとして、大ブレイクしたそうです。
大ブレイクした信玄袋は、概して細長く
側面に網代がついたりして、なかなかおしゃれです。
女性が使うと、巾着袋と呼ばれます。 |
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信玄弁当 |
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信玄弁当は、信玄公自らが工夫されたものかどうか分からないのですが、
2段重ねになっていて、ご飯とおかずが別々になっている、優れものの容器のことです。
レストランとかドライブインでメニューの中に『信玄弁当』というのを見たことがあります。
上の画像は、私がネットオークションで購入したもので、宮崎県在住の方の手作りです。
蓋の部分が汁椀になっているのは、オリジナルではないような気がしますが、
気に入って、使っています。
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武田家とその他諸将の家紋 |
武田氏 |
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新羅三郎義光が元服のとき、着用した直垂の模様が
割菱だったので、武田家の紋が割菱になりました。
家紋としては、割菱の他に、花菱もあります。
塩山市の雲峰寺は、花菱になっていました。 |
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割菱
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花菱 |
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板垣氏 |
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甘利氏 |
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馬場氏 |
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青木氏 |
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山高氏 |
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大井氏 |
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折井氏 |
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穴山氏 |
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内藤氏 |
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柳澤氏 |
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米倉氏 |
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初鹿野氏 |
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丸に花菱 |
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四つ花菱 |
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飯富氏 |
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山本氏 |
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真田氏 |
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小山田氏 |
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月 星 |
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三つ巴 |
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小笠原氏 |
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諏訪氏 |
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高遠氏 |
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村上氏 |
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三階菱 |
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三ッ葉根あり梶の葉 |
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三ッ葉根あり梶の葉 |
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丸に上の字 |
仁科氏 |
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揚羽蝶 |
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