津城は、戦国時代天正8年ころ織田信長の弟信包によって築かれ、慶長13年藤堂高虎が移封○ |
○外堀と内堀を造り、本丸と西の丸の周囲は石垣で築き、すみやぐらを建て、西南のすみには天 |
守台を設けるなどして、新築同様の大改修を加え、本格的な城が構築された。 |
明治維新廃藩置県の際とりこわしの運命にあい、本丸跡、西の丸跡などのみがなごりをとどめた。 |
第2次大戦により津市街が大戦災をうけたので、この戦災復興記念として高山神社を南西に遷座、 |
その跡を公園となし、ゆかしいお城公園を完成した。 |
このゆい緒ある公園は、戦災で大きないたでを受けて津市民のよいいこいの場となり、長く市の名 |
所として光彩をはなつことであろう。 |