見て歩く日本の城と史跡ー三重県津市(3−1)

築城者が不明の戦国時代の城・上津部田城(一身田町上津部田)

三重県総合文化センターの中に保存されている上津部田城は、築城者が不明だそうです。
部田さんという豪族がいて、織田氏にほろぼされたのか?など想像が膨らみました。
発掘調査した部分は、埋め戻しがなされていますが、なかなかの調査がされているのが分かります。
いつか古文書が出てきて、解明されることを楽しみにしています。    (18/ 6/29  訪問)

(現地案内板より  以下も同じです。)

4郭(奥が主郭) 主郭と4郭の間の堀

主郭

主郭に復元された井戸
建物があった場所。草むらの中にも標識が見えます。

主郭の北端、虎口・門があったと思われる場所

主郭に残る土塁

主郭から見る4郭

主郭と4郭の間の通路

この当たりが4郭か?
左:3郭    右:主郭

3郭と思われます。
 
三重県総合文化センターの城の北側にある駐車場から撮影した城の全景

 
     上津部田城址洞門

 

 津藩藤堂家の山荘だった津偕楽公園(広明町147−1)

桜やツツジが美しい津偕楽園は、津藩藩主の山荘でしたが、今は、津市民の憩いの場となっています。
桜やツツジに眼を奪われがちですが、よく見ると興味深い史跡の記録もあります。
かつて何度か行った偕楽園ですが、今回は少し注意深く見てみました。    (18/ 4/21  訪問)

@中山武平君頌徳碑  A拙堂斎藤先生碑  B鍼聖杉山総検校頌徳碑  C旧塔世橋常夜燈 
D田上一雄君追懐碑 E龍灯籠 F孝女登勢碑 G松本宗一碑
H殉職警察官吏・消防組員招魂碑 I三重県公園記念碑 J加藤嘉吉君碑 K征西陣亡士卒招魂碑
(現地案内板より  以下も同じです。)


A拙堂斎藤先生碑



C旧塔世橋常夜燈

E龍灯籠


J加藤嘉吉君碑
K征西陣亡士卒招魂碑





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