『北条氏の足洗場』ともいわれた温泉場の神様・熊野神社(湯本614) |
箱根湯本にある熊野神社は、北条早雲の遺命によって創建された早雲寺から
直線距離で約400mのところにあります。後北条の武将が早雲寺に参詣する
たびに温泉に浴したことから、この地の温泉を『北条氏の足洗場』ともいわれた
ことは、ナルホドと納得です。熊野神社には、温泉の神様が祀られています。
(24/ 1/15 訪問) |
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後北条五代の菩提寺・早雲寺(湯本405) |
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早雲寺は、伊勢早雲の遺命によって北条氏綱が箱根湯本に創建したもの。
天正18年、豊臣秀吉が小田原城を包囲するために箱根を越えて
押し寄せたとき、早雲寺は、本陣として使われました。
その後、石垣山一夜城が完成すると、
秀吉は早雲寺を焼き払らってしまいました。
北条氏政・氏輝切腹の後、早雲寺は北条家を継承した
氏親(氏政の弟)と縁戚氏勝らの尽力により元和・寛永期に再建されました。
北条5代の墓は、寛文12年(1672)北条氏治が竣工しました。
(2013/ 7/ 4 訪問) |
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早雲寺総門(薬事門) |
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早雲寺本堂 |
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早雲寺全体
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向かって右から、伊勢新九郎、北条氏綱、北条氏康、北条氏政、北条氏直のお墓
一般に北条早雲の名で通っていますが、北条を名乗ったのは2代目からです。 |
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