見て歩く甲斐武田氏の史跡ー山梨県小菅村

松姫神社(大月市)と松姫峠(小菅村)

国道139号線の大月市と小菅村の境目に『松姫峠』があります。
信玄の息女松姫が八王子に落ちのびる時に、通った峠のように思ったのですが、
国道139号線は、昭和50年にできたもので、『松姫峠』という命名は、
時の山梨県知事によるものです。

松姫の一行が通ったというのは、信憑性が乏しいような気がします。
松姫の一行は、山梨市と経由して塩山に来たことは、分かっているらしいのですが、
その後の足取りは、どうも不明のようです。

そうは言っても、松姫峠がどんなところか見ておきたいと、07/ 6/11車で大月市から登り、
峠を越えてからは、上野原に戻る道を辿ってみました。   (07/ 6/11 訪問)

国道139号線を大月市街から小菅村に登る途中に松姫旅館というのがあって、
庭に松姫神社がありました。これは建物はなくて大木に屋根がつけてあるもの。
いわれとかは、何も書いてありませんでした。

上が北をさしているカーナビの案内です。
こんなたいへんな道を4歳の幼女3人を連れて通ったとは、到底思えません。

大月市と小菅村の境界

大月市と小菅村の境界に松姫峠があります。
1番高いところは小菅村なので、
松姫峠は小菅村にあるんだと思いました。
峠付近は、ちょっとロマンチックな雰囲気が
漂っていました。

山梨県知事、田邊国男と書いてあります。
地元では伝承があるのでしょう。



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