見て歩く日本の城と史跡ー東京都町田市(1ー1)

新田義貞が鎌倉を攻めたとき通過した『鎌倉古道』と『鞍掛の松公園』(西成瀬1丁目2−19)

新田義貞が鎌倉を攻めたとき、たくさんあった鎌倉古道の
1本を
利用したのは、納得が行くことです。

『かしの木山自然公園』の中には、史跡を示すものは何も
ありませんが、新田軍はかしの木山の小高い場所で休憩し、
義貞本人は『鞍掛の松』付近で休憩したのでしょう。

『鞍掛の松公園』には、もちろん松の大木は残っていま
せんが、何代目かになると思われる松の木があります。
               (24/ 2/17 訪問)


かしの木山公園(西成瀬3丁目9−9)の北門から入り、公園内を散策しました。
(北門近くの案内板より)

トンボ池


次に、鞍掛の松公園に行きました。
(現地案内石板より)



左至
府中















右至
鎌倉






景色は全く変わっているけれど、新田義貞もここからの景色を眺めたのでしょう。

小机城の支城として使われたか?成瀬城 (南成瀬3丁目16番3)

成瀬城は、築城者が不明だと言われていますが、恩田川に守られた要害の地にあり、近くに根小屋という地名が
残っているとのことで、かつてはかなりの規模の城塞であったのではないかと感じました。ネットで調べたところ、
「横山党の鳴瀬四郎太郎の居館であったものを、後に後北条氏が改修したものと思われる。小田原城の開城と
共に廃城に「なった。」という記述がありました。


現在では、土塁・空掘等、それと見えるものはありませんが、城に立つとそれなりの感慨がありました。
                       
                 (17/ 5/16 訪問)


成瀬城跡




(現地説明版より)

成瀬城全景 左:恩田川    右:崖の上が成瀬城

今は遊具のある郭跡

櫓台跡 井戸跡

郭から見る大門跡 大門跡を見上げる。



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