見て歩く甲斐武田氏の史跡ー長野県上田市(3−1)

真田信之の正室小松姫のお墓がある芳泉寺(常磐城3−7−48)

真田信之の正室小松姫のお墓は、上田市の芳泉寺にあるので行ってみました。
芳泉寺は、思っていたより美しい寺でした。
松代にある小松姫の菩提寺にも徳川家の紋『三つ葉葵』が目立ちましたが、
ここ芳泉寺も同様で、流石徳川家康の養女だけのことはあると、思いました。
豪華な嫁入り道具には、全て『三つ葉葵』の紋が入っていたと、どこかで読みました。
真田信之が松代に移封になった後、信之がお墓参りに訪れることはなかったのでしょうか。
                                      (21/ 7/9 訪問)

(現地案内板より)




上田駅前にある真田信繁の銅像(天神1−1−1)

最近は、真田信繁と呼ばれるのが多くなった真田『幸村』。
その銅像が上田駅前にあるというので見に行きました。
なかなか凛々しい姿にしばらく見惚れました。
『幸村』という名前は、江戸時代の講談本で江戸幕府に遠慮して使われたとか。
父の名から『幸』、姉の村松殿の名前から『村』を取ったのだそうです。
『信繁』という名は、武田信玄の弟『典厩信繁』の名を、祖父の真田幸隆が願い出て
いただいたのだそうです。           (21/ 7/9 訪問)


真田昌幸夫人のお墓がある大輪寺(中央北1丁目5ー7)

大輪寺は、真田昌幸夫人寒松院が開基したお寺です。
本堂は江戸中期、表門は江戸後期に再建されたものだそうです。


夫君昌幸のお墓は長谷寺にあり、夫婦別墓になっていますが、
これは昌幸が蟄居先の九度山で亡くなり、
長谷寺のお墓は後に作られたものだからではないかと勝手に推測しています。
                                 (07/ 9/15 訪問)

回廊のある表門

本堂 寒松院のお墓



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